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絶句も諦観も超越して
一貫して今は下げ相場と言い続け、現実に個人的には静観の構えを崩していないので、懐具合は少しも傷んでいないのですが、俄か者ながら「買い方応援団」になった途端、4桁の下げ。

まあ、間が悪いと言うか、空気が読めないと言うか。

この種の人間を、関西では少し前まで、「よんぼり」とか「よんぼりさん」と呼んでいたらしいです。

そう、本誌執筆者はその典型例です、あぁ~。


「政治的要因」と言うのは常に市場に存在します。

最近の国内の例で言えば、3月半ばから6月初旬にかけての日経平均の反発局面は、世界に冠たるGとS証券が操作の主役でした。

何でそんなことをするかと言うと、5月中間決算対策です(11月本決算)。

ですからその間、売り方は「売り方」は首を捻るばかりでしたし、その後は買い方が訳が分からんと言う心境に追い込まれました。


ただ、「政治的要因(厳密には非経済的要因と言うべきでしょうか)」とか市場操作は再々できるものでもないですし、必ず成功するとは言えませんし(前回取り上げたサムライ債を想起願います)、長期にわたって遂行できることでもありません。

また、当然ながら妨害工作も入りますので、外部からはそうは見えない場合もあります。


現物売買に徹する限り、如何にに安く仕込むかに尽きますから、「焦らず驕らず甘やかさず」なのです。

その観点から言えば、ここ数日の買い方は、短期の鞘取りか信用売りの買い戻し以外は、大呆け野郎の「応援」も空しく、正解とは言えません。


今、体力のない国から尻に火が点いています。

懸念が大きい市場を挙げていけばキリがありませんが、韓国、ロシアの事情は日経新聞でさえ取り上げていますし、欧州の小国アイスランドは棺桶に片足を突っ込んでいます。

国家経済の破綻が見込まれる以上、どうしてもそれ以前の段階で大きな勝負は避けた方が賢明と思われます。

国家破産が現実のものになれば、PERがどうだのPBRがどうだのと言っても、最早意味を持たないです。

ある国が本当に破産(=債務不履行)すれば、周囲に迷惑が掛かりますから、海外市場も通常の尺度が適用できなくなります。


本日(10月16日)のレポートから。

その前に一言、証券会社各社は、レポートでこういう企業こそ糾弾すべきではないのでしょうか。

そうでないと顧客の信頼を獲得できないのではないですか。

http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-34217220081009
ニューシティレジデンス投資法人が民再法申請、負債総額1123億円

http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-33983020080929
大東建託の非公開化計画、資金調達難航で先行き不透明に

http://jp.reuters.com/article/companyNews/idJPnTK019714220081010?feedType=RSS&feedName=companyNews
伊藤忠<8001.T>で1000億円規模の架空取引、モンゴルへの建機販売で


世界に冠たるGとS証券、

ジャパンリアル(8952) 「中立→買い推奨格上げ」(目標株価146万円→83万円、コンビクションリスト新規採用)

支離滅裂じゃないですか。

格上げしながら目標株価は半分強に引き下げ、 コンビクションリスト(強い買いリスト)に採用、しかもこれ、何かと話題のREIT。

100回説明を聞いても納得できないと思います。

(了)
by ichiyou_tour | 2008-10-16 17:03

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