市場は前場、1万2,100円に迫る勢いであったものの、終わってみれば170円安で1万1,700円台に下落、本日(9月29日)前場の上げは、日銀による公開市場操作に伴い、各金融機関に配られた資金によるものだと思われます。
出来高も16億株台では本格的な反発は期待できません。
たまたま目に付いたのは、キッコーマンの株価上昇、それとソフトバンクが珍しく反発していたことです。
それにしてもソフトバンクの株価、何時の間に1,449円なんて水準にまで落ち込んだのか、市場は正直ですね、この企業も財務面で厳しいものがあるのかも知れません。
アジア市場は概ね売り優勢ですが、上海市場は国慶節で今週全て休みです。
とすると来週明け(10月6日以降)には、今週の経緯を全て織り込まねばならないのですが、今日(9月29日)も香港市場は着実(?)に下落しています。
このままで行くと、上海が10月の暴落に拍車を掛けかねません。
少なくとも、来週明けの上海がどう動くのか、ある程度見極めがつかなければ静観が正解だと思うのですが、如何でしょうか。
それから各国が非常に危ないです。
本日は小幅安で留まっていますが、為替市場ではウォンが対ドルで安値を更新しています。
当局も資金に限界があるため、為替市場は目をつぶって株式市場と(おそらく)国債市場のみ買い支えしているのではないか、こう推測されます。
いずれにしても、地雷だらけの相場です。
本日(9月29日)のレポートから。
誠心誠意個人投資家を騙すぞ証券、
パシフィックHD(8902) 「1S→2S格下げ」(目標株価6万1,000円→1万6,650円)
主幹事証券だから、ここまで放置したのですか、怠惰でなければ悪意です。
こんな下らないレポート出している暇があったら、してぃ・ぐるーぷのサムライ債、売りに回りなさいな。
(了)