本日(9月22日)の日経平均は170円高、何とか1万2,000円台を維持したと言う印象の方が強いです。
出来高は20億株を少し上回り、買い意欲はまずまずと言った所でしょうか。
先週にもご紹介したが、個人的に「金言」改め株式の「公理」と考えているのが、
「下落相場での突然の棒上げは、帳消しになって余りある」
と言うものですが、これとは別に
「罫線は参考にせよ、信頼するな」
も株式投資の際の「信条」としています。
そこで今回は、罫線を「参考」にしますが、ここ数日のロウソク足をみれば、「窓は埋まる」と言う罫線のいろはを知ってさえすれば、ここ暫くの動向は読むことが出来ます。
おそらく、興奮の余韻が醒めるにつれて、1万2,000円を巡る攻防も片がつくでしょう。
日経平均が1万4,000円の時点で、「1万6,000円までの上値余地と、1万2,000円までの下値不安のどちらが大きいか」と言う問いを設定しました。
正解は申し上げるまでもないと思います。
では、あらためて質問を設定しましょう。
「日経平均が、現行の1万2,000円から1万4,000円まで上昇する上値余地と、1万円近辺まで下落する下値不安のどちらが大きいか」。
本ブログは後者を選択します。
本日(9月22日)のレーティングから。
リーマンの屍肉を漁る国内最大手N証券、
住友金属鉱山(5713) 「2→3格下げ」
銅やニッケル、金価格の低迷を理由にしているけれど、先読みが足りないです。
(了)