踏ん張ったと言うべきか、最早下げる元気もないと言うべきなのか、本日(8月26日)の東京市場は99円安で引けましたが、商いも13.4億株と「閑散」の一言でした。
やはり出来高が気になります。
様子見に徹している輩が多いと言うこと(あらためて白状しますが、その一人であります)、いずれ相場が崩れる、その時まで気長に待とうと言う姿勢が見て取れます。
それから、尻に火のついた外資系証券が、自己売買部門の取引を手控えているのも大きいです。
要は、日本で相場を張っている場合じゃない、本社の資金繰りに大童と言うことです。
ですから、「投資の神様」、本当は「ゴールドマン・サックスの飾り窓」でありますウォーレン・バフェット氏が、「米国株式は1年前と比べて割安感が増している」などと有り難いお言葉を述べられても、全米中古住宅販売戸数が予想を上回っても、そんなことはお構いなくニューヨーク市場は下げます。
ただ、ここで気をつけて欲しいのは、ニューヨークのダウ平均は25日移動平均線(横ばい)を巡る攻防であるのに対し、日経平均は5日平均線(下向き)に沿って推移している点です。
とすると、これから含み損を抱えた買い方がどんどん増えると言うことになります。
やはり洞ヶ峠が正解でしょうか。
本日(8月26日)のレーティングから。
誠心誠意個人投資家を騙すぞ証券、
三井化学(4183) 「3H継続」(目標株価450円→480円)
原油価格下落は確かに追い風ですが、 基礎化学品分野は中国勢との血で血を洗う決戦が待ち構えています。
余程のドル箱商品を持たない限り、パス。
(了)