出来高こそ20億株越えを達成しましたが、米国市場が動かないと萎えてしまう、腰の弱い相場が続いています。
以前、日経平均が1万4,000円近辺にあった時、「1万6,000円まで騰がる上値余地が大きいか、1万2,000円まで下がる下落不安の方が大きいか」と言う主旨の質問をさせて頂いたことがあります。
同様の問いを設定しましょう。
但し、今回は出発点が1万4,000円ではなく、1万3,000円(又は1万3,000円台前半)です。
先日の日経によると、最終損益の企業見通しが、4-6月期決算発表終了時点で、今年3月末時点より9.2%低下しているそうです。
僅か3ヶ月で見通しが10%近く下方修正されるということと、官民を問わず今後の景気減速を認めている点を踏まえれば、株価が上昇すると言う結論はどうして出るのでしょうか。
特に最近、またぞろ銀行株とハイテク銘柄に買いが目立つようになりました。
銀行が特損を出すことなく儲けられる状況にあるのか、半導体、電子部品市況を確認すればどのような結論が出るのか、あらためて検証する必要があると思われます。
本日(8月12日)のレポートから。
英国系(香港系?)大手HとSとBとC証券、
石原産業(4028) 「Neutral→Overweight格上げ」(目標株価190円→201円)
公害企業ですって。過去の記事、グーグル等で検索して下さい。絶対に格上げできないです。
(了)