本日(7月16日)の日経平均は、結局プラスマイナスゼロみたいな感じで引けましたが、何かアンテナに引っかかるものを覚えた一日でした。
確かに円高が再発し、世界規模で株式に対する不安感が浮上する一方、原油を初めとする市況商品にも変調が現れてきました。
日経平均もダウ平均も、まだ下がると思います。
但し、日本市場について言えば、これからも日経平均に従うように下落を続ける銘柄と、下落率が縮小するか、これ以上は落ち込まないで踏ん張る銘柄に二極化するのではないかと考えられます。
国際的にも二極化の兆候が見え始めていまして、豪州市場は反転の様相を呈していますが、これは無茶苦茶な為替市場に調整の兆しが確認できたことも一因と思われます。
対して、ソウル、上海、ムンバイ(ボンベイ)などはまだ危ないです。
二極化とは何か、少し前に自称評論家、専門家が言っていた「デカップリング」(岐路)ですよ。
取り付け騒ぎまで起こった米国と、サブプライム関連の不良債権をまだ隠してやがると疑心暗鬼の邦銀とでは、危機の程度が違います。
「失われた10年」の間、日本株は奈落の底に沈んでいましたが、欧米市場はお構い無しに上昇していたのと、今後は逆のことが起こります、近い将来に。
そして何処が「曲がり角、分かれ道」なのか、「デカップリング」と言うカタカナを使いたかったら、予測してみて下さいね、自称専門家各位殿。
本日(7月16日)のレポートから。
久々? 誠心誠意個人投資家を騙すぞ証券、
ミクシィ(2121) 「3S→2S格上げ」(目標株価76.7万円→77.1万円)
ドワンゴ(3715) 「1S継続」(同43.6万円→43.5万円)
意味分からん。裏社会への入り口企業に胡麻を擦るのは、最早骨絡みの体質か。
会員数1,500万人(自称)のSNS企業、数字通りならば、個人情報を他人に只でくれてやるお人好しが1,500万人。
(了)