日経平均は380円高、但し出来高は18.8億株止まり。
相変わらず、買いに勢いがないのに上昇すると言う、奇妙な展開です。
最近、上げた日の日経平均の推移、特に後場の動向が、心配停止状態の心電図みたいにピクリとも動かないことが、しばしば見受けられます。
今日(6月16日)もそうなのですが、上がる力もなければ下げ圧力もかからない、不思議な状況が出現します。
チャートを盲信する方ではないのですが、6月6日の日経平均14,600円を頂点にして、今回の反発局面が5月16日と同水準の14,400円で打ち止めならば、典型的な三本尊になります。
14,600円まで行って止まればダブルトップ(二番天井)。
14,800円ですか。国内マンション契約率が70%を割り込んでいる状況でちょっと考えづらい水準ですね。
円安と言うか、対主要通貨全面ドル高に象徴されますように、米国系の資金は確実に還流しつつあります。
その円安だけを理由に相場が上向いているのであれば、やはり買えないです。
それから、今日がリーマン、明日がGS、明後日がMSの決算発表です。
GS、どうやって粉飾するんでしょうか。
本日(6月16日)のレポートから。
胡散臭い外資三羽烏の一角、CとSとFとB証券、
フジテレビ(4676) 「Neutral継続」(目標株価16万円→17万円)
評価そのものを「CHANGE」した方が良いんじゃないですか。
(了)