日経ヴェリタスには、或る意味散々お世話になっていますから、本誌の筆者としてはむしろ感謝しなればなりませんが、そのヴェリタス、売行きが芳しくないようです。
実は、いまだ実物を手にしていないのですから、偉そうなことを言える立場にはないのですが、ヴェリタスの売行きくらいは第三者でも分かります、惨敗です。
購読実績が目標の半分にも達していないのではないでしょうか。
おそらく、継続購読率も低いと思われます。
そこで今回は、日経ヴェリタス復活策を、特にご披露申し上げます。
(気に入ったら、弊方のメルマガ、各々100部取ってね、日経さん。安いもんなんだから。3月26日時期の追記欄を参照して下さいね)
まず、「日曜投函」と言う設定自体が根本的に間違っています。
日曜日の早朝に購読者に届けると言うことは、締め切りは金曜日の定時か、精々残業時間と言うことになります。
それじゃあ、駄目なのです。
夜中に相場が開き、経済関連の発表が相次ぐニューヨークの動向は、全く紙面に反映されないですし、それよりも時差が少ない欧州の主だった発表、情報も知らないままに紙面を構成していることになります。
下手すれば、香港も危ういのではないですか。企業業績や見通しの発表等は、概ね現地の大引け後ですから、それを拾えているとは思えません。
良い所、極東一帯以外に関しては、木曜日以前の情報で紙面を作る訳ですから、鮮度が悪いし、情報の精度が格段に悪くなります。
例えば、毎月第一金曜日は全米雇用統計の発表がありますが、それを頭に入れないまま、記事を作ったって、間抜けそのものですよ。
日経各位、頭は悪くないのですが、頭が固すぎます。
(続く)