あちらこちらで、「FOMC以前」と「FOMC以降」では市場の様子が一変する旨の弊意を言上していましたが、その通りと言うか、それ以上の展開になりつつあります。
此処からは国家単位の消耗戦へと移行しますから、その過程で「国際的」とか「大手」と言った形容詞が必ず伴う企業とて安泰ではありません。
ましてやそれが企業であろうと国家であろうと「新興」が枕詞の組織は絶対に見送りです。
それからハイテクも完全に駄目で、国内の半導体BBレシオは0.8を割り込んでいますし、DRAMの国債価格は0.6ドル(採算分岐点は1ドル前後)、本来なら年末商戦を控えて書き入れ時の筈なのですが、今年の歳末商戦は完全に空振りであることを物語っています。
マクドナルドも郊外店を拡充して都心部の不採算店舗を閉店すると言っていますが、おそらく家賃が高くて採算が取れないのが実情で、かなり厳しい状況にあるのかも知れません。
KDDIがアイ・フォーンなるもの(全然知りません)を次世代型から導入、アップルがソフトバンクを見限ったことになりますが、兎に角ソフトバンクは繋がりが悪いから通話でも通信端末としても使い勝手が悪く、ドコモやKDDIに声をかけていたとしても不思議ではありません。
それにしても、来週の今頃は日経平均が8,000円を割り込んでいるかも知れません、文字通り「当たるも八卦、当たらぬも八卦」ですが。
スリー・ダイアでない方のM証券、
石油資源開発(1662)「NEUTRAL→OUTPERFORM格上げ」(目標株価4,000円→4,200円)
原油価格下落基調でこの判断、度胸の良さだけは買います。
(了)
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(以上小誌文責)