表題ほど大袈裟ではありませんが、持病に体調不良(風邪)が重なって、一生このままかも知れないって思いが脳裡を駆け巡りました。
本当の意味で死線を彷徨っているのは世界の市場関係者で、二枚舌総理がやっと辞めたと思ったら、イボイノシシ宰相の就任を祝うかのように株価は世界規模で暴落、目も当てられない状況ですが、ユーロ安に堪忍袋の緒が切れたスイス当局が、1ユーロ=1.2スイス・フランで固定する、そのためにユーロ売りには無制限のフラン売りで対抗するとの声明を出し、即刻実施したものですからユーロ・フランとドル・フラン相場がもの凄いことになっています。
先ほど開いたニューヨーク市場も、寄り付きからは少し立ち直っていますが、バーナンキ議長が動かない、動いても市場の求める方向には動かないでしょうから、大きく戻すことは期待薄です。
その「貧すれば鈍する」の欧州、数少ない有望分野を死守すべく、それらで悉くかち合う韓国叩きに躍起です。
エリクソン、ノキア、シーメンス、全て韓国企業、特にサムスンと競合しています。
ですから今、難癖をつけて韓国企業を欧州市場から追い出そうとしていますが、それだけ欧州企業と欧州経済が疲弊し縮小しつつあることを、この一件は物語っています。
別紙にも私見を載せさせて頂きましたが、9月下旬はもっと流血と死屍累々、時代はハイエナと落ち武者狩りです。
(了)
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(以上小誌文責)