先程まで肉親の言い付けで神棚と仏壇を掃除していましたが、無神論者にとってはクリスマスも土曜日も関係なしとばかりに、中国当局が仕掛けてくれました。
12月25日の土曜日、中国人民銀行(中央銀行)が0.25%の利上げを発表、今までは金曜日に国内市場(上海、香港)が引けた後に利上げや預金準備率引き上げ決定を公表していたのですが、それだとニューヨークが開くまでに「織り込み済み」になると言うので、今回の仕儀と相成りました。
週明けの東京市場(12月27日)は相変わらずのお気楽で日経平均は75円高、出来高は12億株台ですが、1ドル=82円台後半の円高も何のその、小誌の立場からすればこの段階で買いを入れる気が知れません。
またしても「当たるも八卦、当たらぬも八卦」の護符を握りしめながら、今回は少し強気で通しますが、
「来年(2011年)1月11日に東京株式市場の市況は一変する」(しかもお誂え向きに1月10日は月曜日なのに祝日ときたものです)
洋の東西を問わず金の亡者とはおそろしいもので、今日の上海市場は前場、前日比よりも高く推移し、その理由が今回の利上げで「今年の悪材料は出尽くし(当たり前だ!)」タコとを好感してと言うのですから、理由なんて後から付いてくるものです。
もっとも、後場は「公的資金の売り」で心理的抵抗線の2,800ポイントを割り込みましたから、今後は要警戒です。
東京市場にも影響有りと考えるのが妥当でしょう。
本日(12月27日)のレーティングから。
スリー・ダイアでない方のM証券、
アイシン精機(7259)「OUTPERFORM継続」(目標株価2,840円→3,350円)
自動車関連は買い辛いです、新興市場期待なら当て外れです。
(了)
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(以上小誌文責)