ウィキリークスなる暴露ホームページが話題になり、その中身の信憑性が極めて高いことは、その暴露HPを開設した当事者に対する逮捕状請求理由が。強姦と言う立派な「別件(=根も葉もない)容疑」であることからもうかがえます。
http://www.j-cast.com/tv/2010/12/01082213.html
「日本は解決能力ないのに台なしにする」米外交機密文書で暴露
六カ国協議に関し、拉致問題に拘泥する日本政府の態度をなじった中国筋の発言として紹介されていますが、今の日本政府にピッタリの言葉です。
株式と経済に限って申し上げますと、今の課題は「不況の抜本的克服」で、そのための施策が切望されているのですが、悲しいかな政策立案能力(=問題解決能力)が皆無であるため、日々発表される経済指標に一喜一憂し、その影響が株価に波及するのをおそれ、公的資金出動で現実を糊塗し、それを以って逆に「日本経済戦線異状なし」と己を納得させることに汲々としています。
投資家心理とは、「妬み、憎しみ、貪欲、享楽、虚栄(心)で構成されている」、これが小誌の仮説で、何でも良いから思い通りの展開になることを切望しています。
別に個人投資家へ喧嘩を売るつもりは毛頭無く、その心理を逆手に取るのが賢明だと申し上げたいのです。
まず、株式の世界においては、「多数派は常に少数派の如く振舞う」、そうでありながら「教祖様として君臨する」。
教祖様の方が説明し易いので、こちらから取り上げますと、金融機関や機関投資家の間では、コンピュータによる超高速取引が主流になりつつあるにもかかわらず、「レーティング」なるものが廃れないのは、それにより「信徒を一定方向に導く」必要があるからで、アルゴリズム取引の基礎にあるのは、これら「信徒」の存在です。
そもそも銘柄格付はコンピュータ取引と軌を一にして日常に浸透していった経緯があり、換言すれば人手で売買していた時代、株式先進国米国においても格付そのものが存在していました。
つまり例外は多々ありますが(例えば顧客企業からの「依頼格付け」)、銘柄格付の基本的性格は「アルゴリズム取引を成立させるための道具」で、言ってみれば「その瞬間の流れを作る手掛かり」です。
ですから売買手数料や委託契約料を払ってまで「信徒」になるな、これがまず第一点。
賭場においては相手を出し抜くことが大切で、出し抜くためには騙す必要があります。
そのため、証券会社が一人でも多くの「信徒(≒顧客)」を抱えるのに躍起となりますが、一方で上手に嘘をつく能力が求められます。
とすれば、「姿を隠す」、「手口を隠す」、「公衆(=個人投資家)の中に潜む」ことが大事で、派手に目立つ様な行為は、相応の理由が無い限り避けている筈で、見方を変えれば連中が声を大にして何かを訴えている時の本心を「見抜くこと」が大切で、その能力に欠けている限り「賭場」に出入りする資格はなく、証券会社に弄られた挙句に倒産株を押し付けられるのが関の山です。
人が良いこと、誠実なこと、それは市場参加「不適格性格」です。
そう言えば亡父は証券会社の窓口の女性従業員に弄られても、それを理解し得ない人物でした。
当時の和光証券よ、勧角証券よ、借りは返して貰うから、それから関係ないけどNHKには遺恨有り、相応の痛撃を与えて組織として成り立たない様にしてあげるから、合法的に。
(了)
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