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流動性について
流動性なんて小難しい言葉を使うから悪いのであって、要は世間の「金回り」のことで、この多寡が経済を決めます。

例えば当初だけで2兆円を超す円売りドル買い介入を実施した日銀ですが、その声明によると不胎化しないらしく、その不胎化とは「放出した資金(円)を速やかに回収すること」で、それをしないと言うことは、東京の市場が開いている間にばら撒いた円は市中に放置すると言うことです。

その他、新型オペ(←最近「金利固定オペ」と改称されたみたいです)の上限枠が30兆円に引き上げられていますから、これだけの資金も市中銀行に渡されることになります。

問題はそれらの資金の行き先ですが、実体経済つまり私達が営んでいる現実の経済、もっと言えば現金取引の世界に回ってくれば、景気が良くなり金回りも良くなったと実感できると共に、インフレの種子にもなりえます。

金融経済に留まれば、実体経済には恩恵がなく、それが株式に向かえば「不況下の株高」になり、国債を含む債券に向かえば低金利となります。


では「円売りドル買い市場介入 with 不胎化なし」と、「金利固定オペ(公開市場操作)」の資金は何処に向かったかと言えば、邦銀の保有国債が急増していますから、大半は債券だと思われます。

実体経済の金回りが良くなったかと言えば、少なくとも現時点で目に見える成果は上がっていません。

株式市場はと言えば、少しは資金が向かっている様子で、だから今日(9月27日)みたいな為替が1ドル=84円台前半でも、ニューヨーク高を理由に上がります。

でも円高になります、厳密には円高と市場介入の激突が始まります。

世界が円高を望んでいるのですから、日銀の努力は無駄に終わります。


本日(9月27日)のレポートから。

名前が長すぎる、スリーダイア系MとUとFとJとMとS証券、

大和ハウス工業(1925)「NEUTRAL→OUTPERFORM格上げ」(目標株価950円→1,050円)

文字通り、「何で大和ハウスなんだ」。

中国が好調なんて言わせませんよ、不動産向け金融引き締めの実態をご存知でこの評価を公表しているのなら罪深いです。

(了)


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by ichiyou_tour | 2010-09-27 22:04

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