事実で買え」とか、「知ったら終い」とか、株式相場には様々な格言めいたものがありますが、今日(8月27日)の市場はどの様に表現すれば良いのでしょうか。
夕方に総理(政府)から抜本的景気対策が打ち出されるとの憶測が飛び交い、本日の日経平均は80円安から80円高に切り返しましたが、ドル円相場にさしたる影響は無く、円安に振れた要因は皮肉にも先程公表された米国のGDP速報値でした。
しかし「期待感」が裏切られて「失望感」に代わる時の恐ろしさを、菅直人氏は理解していません。
ひょっとしたら軍資金調達のための株価操作の一環かも知れませんが、それにしても拙策です。
お蔭様で来週(8月30日)も相場は下落基調、今迄の支持線9,000円が今度は上値抵抗線になると思われます。
本日(8月27日)のレーティングから。
世界に冠たるGとS証券、
住友化学(4005)「中立継続」(目標株価470円→450円)
欧州の農業が滅茶苦茶なのは他ならぬ「世界に冠たる」証券の他の部門が報告書を公表していました。
ですから農薬部門の比率が高いこの企業は避けるべきです。
(了)
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