最近、女性の間でFX(為替先物証拠金取引)が大流行だそうで、外資の連中はこれらの女性顧客のことを「ミセス・ワタナベ」と呼んでいるそうですが、その殆どが円買い(つまり円高予想)一辺倒だそうです。
日本時間の本日(8月24日)未明からの円高で、ドル円は一気に84円割れも視野に入る展開となりつつあります。
当たり前の話ですが、FXは先物証拠金取引です、程々にしておきましょう。
それにしても、「渡辺夫人」の円高見通しの根拠は何だったのか、それを言っちゃあお終いかも知れませんが、株屋の口八丁手八丁に騙された側面もあるでしょうが、金融市場を甘くみた報いです。
まず史上最高値(80円割れ)突破は有り得ないと言う考えでしょうが、有り得ないことが現実のものとなるのが金融の世界です。
1ドル=360円の固定相場制の時から比べれば、90円も80円も想像不可能な正解です。
そして致命的なのは絶対有り得ないことを最後の言い訳にしているからです、日銀の市場介入。
まず世界規模の協調介入が期待薄なのは、先進各国の現状を踏まえればご理解頂けると思われますが、日銀単独介入をすれば、瞬間的には効果はあっても、手ぐすね引いて待ち構えている市場参加者に狙い撃ちされて一巻の終わり、米欧から袋叩きにされて撤退するのが落ちです。
つまり「日銀介入があるから大丈夫」との甘言に乗ったご婦人方が悪いのです、円売りドル買い介入はありません。
本日(8月24日)のレポートから。
「誠心誠意」も過去の話、CとG証券、
ダイハツ工業(7262)「1M継続」(目標株価1,230円→1,500円)
たとえ9月末打ち切りの補助金制度が延長されても、これだけ目標株価を引き上げる理由にはなりません。
(了)