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がっぷり四つ
今月になって、KDDI(9433、10月17日終値66万1000円)の投資評価が出揃った感がありますので、これを題材に考えてみたいと思います。

(表記は順に、レーティング発表日付、レーティング、目標株価、最後のカッコ内は発表前日の株価終値)

10/4  U証券  新規2  70万3000円  (63万9000円)

10/11 C証券  OP(OUTPERFORM)→N(NEUTRAL)格下げ  57万2000円→64万円  (65万円)

10/14 M証券  買い継続  72万円→82万円  (68万4000円)

10/14 N証券  2H→3H格下げ  62万円  (同上)

まずご認識いただきたいのは、この企業は携帯通信業界で「勝ち組」であるという事実です。

電気通信事業者協会発表の携帯電話加入純増数でも、最近はNTTドコモを突き放していますし、カーライルと共同出資しているPHS事業会社WILLCOMは、毎月平均7万件程度加入件数を純増させていて、その規模はツーカーに迫りつつあります。

しかも、見逃せないのが、携帯電話メーカーが新機能開発の面で、KDDIを優先している点で、それが他社との性能(サービス)の差になって現れています。

7月25日の4-6月期決算の発表を機に、それまで52万円近辺で推移していた株価は、もう少しで70万の大台に届くところまで(直近の最高値69万9000円)上昇しましたが、流石に3ヶ月足らずで40%近い伸びはこれが精一杯で、当面は調整が必要と考えられます。

ただ、年間のEPSは会社側見通しよりも2割くらい多くなっても不思議ではなく、PERを控えめに13倍でみても、目標株価は69万近くになり、70万台乗せも夢ではないことになる。

とすると、
1)最初のU証券のは、レーティング、目標株価ともに、まずは控えめながら妥当と思われるが、「新規」という言葉から分かるとおり、これまでこんな大企業の格付けをしていなかった点はいただけない。

2)C証券は落第。目標株価はむしろ下値の抵抗線ではなかろうか。

3)M証券、82万という目標株価は、PERが15倍を超える計算になるため、ちょっときついように見えるが、瞬間的には可能とみたい。

4)N証券。格下げの理由が分からん。政治的配慮か。

今回については、3)→1)→2)と4)の順位としたい。  
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# by ichiyou_tour | 2005-10-17 16:39
大わらわのアナリスト達
最近、各証券会社から公表されるレポートの数が、以前と比べて格段に増えた感があります。もちろん、相場の地合いがよくなって、レポートも書き甲斐が出てきたことも事実ですが、どうもそればかりが理由ではないようです。

つまり、最近の上げ相場でレーティング(投資判断)対象銘柄の現実の株価が、いわゆる「目標株価」をぶっちぎって上昇してしまい、そのままではどうにも体裁が取れないので、仕方なくレポートを書き直しているのが現実なのです。

それにしても、今回の上昇相場では、目標株価を軽々と突破する銘柄が続出したため、改定せにゃならんレポートも続出しています。

例えば、
10月14日付でG証券がOSG(10月14日付終値1,920円、以下同)の目標株価を1,800円から2,200円に引き上げ、
同じく14日付レポートでL証券が三井住友銀行(104万円)を91.6万円から140万円に、
同日、C証券がイビデン(4,610円)を23,800円から5,300円に目標株価を引き上げています。

KDDIに至っては、C証券が11日にレーティングを引き上げたうえで、目標株価も57.2万円から64万円に上方修正していますが、肝心の終値が68万円。担当アナリスト様へ。また、頑張って再改定のレポート書いてくださいね。

これら以外にも、後追いの形で目標株価を修正する例は枚挙に暇がありませんが、はたしてアナリストが(前回に分類した)レポートCなんぞにはなんら責任感を感じていないから、こうなったのでしょうか。

もちろん、その側面も否定できませんが、今回の外人の買い越しぶりを見ていると、日本の株式市場が上昇するのは、彼らには確実に分かっていたはずでしょうから、むしろ故意に銘柄ごとの投資評価(判断)の改定を遅らせたと考えるのが妥当を思われます(レポートBの内容は、これとは正反対で、顧客に報告書を手にする時期も早く、ある程度の真実を反映させたものになっていたでしょう)。

では、どんなレポートが信用できるのが、最近のもので好例がありますので、それを教材に考えてみたいと思います。
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# by ichiyou_tour | 2005-10-15 08:55
昨日は済みませんでした
腹痛と不眠症には勝てませんね。失礼申し上げました。

さて、本題に戻りますが、一部推測も入りますが、証券会社のレポートには次の4種類があると思われます。

1)社内用レポート(以下レポートA)、絶対の社内秘。

2)大口ユーザー向け(同B)、Aから内容を抜粋したものが多い。お得意様向けだから、レポートの発行も早いし、内容もまずまず正確。ただし、あくまで抜粋なので、Aとは微妙にニュアンスが異なることがある。これをプレスリリースすることはまずないか、仮にその場合でも有力顧客には既にその内容が伝わっている。

3)一般向け(同C)、この場合の一般には、一般グレードの顧客と一般投資家の意味があります。プレスリリースされるのは大抵これ。

4)政治的その他の思惑から書かれたレポート(同D)。その意を汲んで書いたものだから、一応体裁は整っているが、内容は取ってつけたようなもので、説得力なし。

そして困ったことに、Dの類のレポートは決して少なくないんですよね。どんなのがあるかって?
典型的なのは、9月16日にC証券が出したマルマンに対する新規OP(OUTPERFORM、ついでに言えば目標株価1,300円)の投資判断(評価)。それがどうしたという人は、先日の総選挙で、岐阜1区で野田聖子氏と激戦を演じた女性刺客のどこの出身者で、静岡7区で見事刺客の役割を果たして当選した片山某の旦那がどこの企業の役員かをお調べ願います。要するにご祝儀と今後への挨拶代わりです。

それ以上に困るのが、レポートCの内容が、AやBと(正反対と言わないまでも)異なる印象を持ちかねない内容であったり、時期遅れで意味がなかったり、何らかのバイアスがかかっていたりすることです。

要するに、レポートは(あなたが大口顧客でない限り)鵜呑みにすべきではなく、先のエルピーダのように、常識で考えて話に筋が通っているかどうかで判断すべきなのです。「テクニカル分析入門」の著者 田中勝博氏も著書の中でこう語っておられます。「外資系証券会社によって評価が引き上げられると、大きく上昇することもあります。ただ、経験則で欠けば、「3日天井」であることが多いのも事実です。

次回は、どんなコメントがまだましなのか、どんなレポートがひどいものか、直近の実例を踏まえてご説明したいと思います。
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# by ichiyou_tour | 2005-10-14 09:25
済みません
お腹をこわして、挙句に不眠症で、済みませんが今日は休ませていただきます。明日は再開できると思います。
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# by ichiyou_tour | 2005-10-13 20:50
初めまして
一陽と申します。

経済レポートに接する立場にいますが、往々にして 「これはなんじゃいな」とか 「そんなことあるわけないじゃん」といった代物に出会うことがあります。それを鵜呑みにして動くマーケット。

そんな状況に微力ながら一石を投じたいと思い、ブログを作らせていただきました。時には時宜を得たレーティングの発表もありますので、そういったものも取り上げていきたいと思っています。

まずは本日はご挨拶まで、明日から本格的に記事をお届けいたします。
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# by ichiyou_tour | 2005-10-12 04:37

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