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やってしもうた・・・
利下げしてしまいました。

結果はもう既にご存知の通り「知ったら終い」、日経平均は450円安で引けています。

そこのお若いの、これからゆっくりと人生の辛酸を舐めて下さい。

こういえばもうお分かりですよね、来週の相場展開。


年齢に関係なく、日経平均1万円割れ、或いは8,000円前後で「割安」と感じた方は、その相場観が間違っています。

異常事態に通常の尺度を当てはめること自体がおかしいのです。

飛行機が胴体着陸を余儀なくされた場合に、正常にタイヤが出た時と何ら変わらない、身の安全は保証されていると考えることの方が「どうかしている」。

まともな感覚で説明の仕様のない相場に突っ込む、現代のドンキホーテに幸あらんことを。


それにしても、その中途半端と言うか、いじましい感覚に思わず憐憫の情すら浮かんできます、今回の日銀政策決定会合。

0.2%と言う、何とも情けない決定には言葉を失いました。

0.2%にした理由は知らない(知る気にもならない)ですが、「物価(インフレ)を配慮」したのなら支離滅裂。

下げ幅はどうであれ、「利下げ」をすると決めた段階で、インフレよりも景気優先と言う選択をした訳ですから。

「利上げ」を主張するのはまだ分かります、インフレ率が2.0%前後で政策金利を物価上昇率が上回る、それこそ異常事態ですから。

「据え置き」も理解できます、「利下げ」なんてバブル崩壊過程で何の役にも立たないことは明々白々ですし、今や日本は世界経済のアンカー(碇)です、下手に動いてもらっちゃ困るのです。(だからこれが正解だと思います)

0.25%の利下げ乃至はゼロ金利への復帰は、その当否と認識の誤り(利下げが景気浮揚に資する)は別として、景気優先の立場を採る点で、旗幟は鮮明になります。

0.2とは・・・いじましい、そもそも世界情勢が分かっていない、受ける側の印象、心理にすら思いを馳せる能力がない。

どうぞ、ご勝手に。


本日(10月31日)のレーティングから。

国内大手D証券、

NECフィールディング(2322) 「2→1格上げ」

どちらも住友系、しかもNECの業績が冴えないのに、子会社でコンピュータ保守点検企業が、今のご時勢にどうして格上げできるのですか。

(了)
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by ichiyou_tour | 2008-10-31 17:17
蝋燭の最後の閃光
800円高の9,000円回復ですか、今日(10月30日)の日経平均は。

昨日(現地時間10月29日)のニューヨーク市場が0.5%の利下げを確認して、文字通り「知ったら終い」の展開になって小幅安で引けたのなんか全く意に介さず、一本調子で上げたのですから偉いもんです。


仄聞するに、昨今の相場展開をみて、若者が続々と証券口座を開設しているらしいです。

今日も出来高は30億株を上回りましたが、その中にはこの種の「株式相場童貞」も参戦しているのかと思うと、少々胸が痛みます。


仮に今の相場の渦中にいたとすると、今日か遅くとも明日(出来れば午前)には売り切ります、損得を考えずに。


そもそも、今週末(~10月31日)までの3週間、長くとも来週(~11月6日)までの4週間限定の、「俄か買い方応援団」を自称してのですから、途中でその看板を下ろさなければ良かったのですが、意志薄弱なものでよろけてしまいました。

しかも、人様に「視野が狭くなって目の前のことしか見えなくなるから、くれぐれもうろたえない様に」などと言っておきながら、日銀の政策決定会合の日程(10月31日、明日です)を確認するのを忘れていたのですから、笑うしかありません。


そう、昨日までニューヨークが利下げ期待で持ち直していた様に、今の東京市場は「日銀の利下げ期待」で反騰しているのです。

日銀が利下げしようがすまいが、これも確実に「知ったら終い」になります。

ですから、その時点で相場は打ち止めなのですが、個人的には「利下げはない」と読んでいます。

裏社会の人間以外、誰も喜びませんから。


良く聞いておいてね、「童貞」君達。

日本の金融機関と投資家は、リーマンが破綻して関連債券が紙屑となり、天下のシティグループがサムライ債(円建外債)を振込み日当日の朝にキャンセルし、今話題のアイスランド最大手行が円建て債の利払いを履行せずに、踏み倒しやがりました。

因みにアイスランドの銀行は全て国有化されていますから、国有銀行=アイスランド政府が利払いを不履行したのと同じことです。

これだけ虚仮にされた日本の金融機関と投資家、どう考えます。

「二度と円建て国債は扱わねえ!」、こう思いますよね。


ちょっと話はそれるけれど、アイスランドのサムライ債を引き受けていたのは三井住友系なのですが、デフォルトの翌日の日経朝刊の裏一面に「サムライ債を買いましょう」と言う主旨の広告を打っていたのには、笑わずにはおれませんでした。

三井住友銀行も、大和証券も、SMBC証券だっけ、とにかく住友グループで、これ以外にも膨大なサムライ債の起債を引き受けているのは一目瞭然。

「こいつら、真性の馬鹿」、偽らざる感想です。


今の信用収縮のご時勢、世界的に最後の頼みの綱はサムライ債です。

でもこれから一切、サムライ債の起債は不可能になります。

とすると、流動性は一層低下します。

世界規模で欠如している流動性の減少に拍車を掛けてくれたのが、アイスランドです。


これで最後の頼みの綱も切れました。

信用収縮は一層深刻になります。

それでも若者よ、口座を開いて鉄火場に乗り込むんですね。

南無阿弥陀仏。


本日(10月30日)のレポートから。

「世界に冠たる」と言う枕詞も何時まで使えるやら、GとS証券、

ソフトバンク(9984) 「中立→買い推奨格上げ」(目標株価1,830円→1,490円)

両者の癒着を語りつくして余りあるレーティング。

その癒着は遠く上海にまで繋がっています。

全部沈んでいきますが。

(了)
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by ichiyou_tour | 2008-10-30 16:51
狼狽 ~人類ならぬ投資家最大の敵~
人はうろたえると、目の前のことしか見えなくなり、視野は狭く、複数の事柄を同時に認識できなくなるうえ、理性より感情が優先します。

昨日(現地時間10月28日)以降のニューヨーク市場は、まさに「レミングの集団自殺」(現実には集団自殺ではないそうですが)を想起させてくれます。

投資家に見えるのは、「FRBの大幅(0.5%)利下げ期待」と「協調利下げへの期待」のみ。

そんなもの、効果がないことは、今に至るまでの諸々の施策で明らかです。

まず確実に、「知ったら終い」の典型例になると思われます。


利下げ発表後から相場は下げに転じ、東京は小幅(と言っても最近は振幅が大きい)安、地球を一周する内に明日(現地時間10月30日)はGDP速報値と、新規失業保険申請件数が控えていますから、それで一巻の終わりと予測しています。


遅かれ早かれ、具体的には遅くとも11月に入れば上旬の内に相場は総崩れになります。

その時に第三者として静観できる立場にある人が勝者、狼狽を超えてしまって茫然自失になったいる投資家は敗者です。

ですが、現段階で相場の渦中(火中?)に居られる方は、明日を見通す余裕すらないと思われます。


ハイエナも追い剥ぎも準備万端ですが、まだ出番でないことを心得ています。

今週の出来高を見れば、「ここで買った輩が投げ売りする水準まで下げる」を推計できるようになれば、立派なハイエナ(或いは追い剥ぎ)になれます。

何事も「勝てば官軍」、「儲けた者が勝者」の世界です。

そこは割り切って行きましょう。


本日(10月29日)のレポートから。

胡散臭い外資系三羽烏の一角、D証券、

三菱商事(8058) 「Buy継続」(目標株価5,000円→2,100円)
三井物産(8031 「Buy継続」(同3,200円→1,400円)
丸紅(8002) 「Buy継続」(同1,400円→600円)
伊藤忠商事(8001) 「Buy継続」(同2,100円→900円)

目標株価を平気で半値以下に落とせる、その厚かましさには慣れっこになりつつありますが、何で原油価格上昇で有卦に入っていた商社の評価が、「Buy継続」なのですか。

原油価格は半値以下ですよ。

売上も利鞘も減るじゃないですか。

(了)
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by ichiyou_tour | 2008-10-29 23:12
日銀相場再び
言わせて貰えば、究極の官製インサイダー、それが市中銀行(外資を含む)に対する日銀の資金供給。

今日(10月28日)の場合、日経平均が7,000円を割った辺りで日銀から各行にお達しがあります、「午後(日銀の午後は昼休みの意味)、お金をばら撒くよ」って。

瞬時に系列の証券、保険にお達しの内容が伝わります。

外資も邦銀も、日銀から貰った資金を元手に、現物、先物、信用、関係なく買います。

午後からの戻りをみて安心感が広がり(こんな危険なものないのに)、個人投資家も買いに参戦します。(日経平均が上がると円安になるので、と言うか金融機関は円を沢山供給して貰っていますから、円需要が減るので放っておいても円安になりますから、それも手掛かりになります)

その個人の買いに対して金融機関は売り逃げます。

勿論、翌日物ですから、明日になったら日銀に元利耳を揃えて返します。


それで、明日はどうなるのでしょうか。

日銀の資金供給がなければ金融機関は動きません。

日経平均は下落(とすると、各行は予め売り玉を仕込んでいるかも知れません)。

円は放っておいても今度は上がります。

そこで稼いだ利鞘をドルに換えて本国に送金します、外資系は。

下がったら下がったで、ここを仕込み時と「勘違いした」個人投資家が買いを入れてきます。


以上の連鎖なのです。

ですから、日銀から資金供給の連絡がない我々は、完全に後手を踏むことになります。


では、どうすれば良いのでしょうか。

まず手を出さないこと、後手に回って苦戦するのは避けるのが最善の答です。

どうしても金融機関の鼻を明かしてやりたいと仰る向きには、過去の日銀による市中への資金供給の履歴を徹底的に調べつくすこと(時間帯から金額まで、金融機関への通達時間も含めて)が、せめて負けないための大前提条件と申し上げたいです。

日経には大抵、勿論事後になりますが必ずベタ記事が載りますから、それを徹底的に洗い直すことです。

静観派なのでそこまでしていませんが、それでも「今日は日銀が出てくる」感じがしました、おそらくまぐれ当たりですけれど。


本日(10月28日)のレポートから。

国内系D証券、

ライオン(4912) 「3→2格上げ」
花王(4452) 「3→2格上げ」

その面倒臭げな無難な意思表示、そろそろ止めませんか。

日用品だから、必需品だから、今のご時勢はこれでお茶を濁しておこうって印象を受けます。

お気楽な職業ですね、アナリストって。

(了)
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by ichiyou_tour | 2008-10-28 20:53
最善策は「放置」
こんなことって、人生でもそう何回もあるものではないですけれど、万人の想像力の域を超えた現象に遭遇することは、皆無ではありません。

あの懐かしき「バブル」も、一定の年齢市場の方には懐かしい思い出ですが、あれだって今回とは逆方向の「超常現象」です。

超常、すなわち常識を超える出来事が生まれるから、歴史を綴ることが出来るのでありまして、太平洋戦争後から半世紀余りで、世界屈指の大国になった日本の存在こそ、如何なる賢者の想像力を以ってしても及ばない「超常現象」そのものです。

それに比べれば今回の下げ相場なぞ、まだ可愛い方です。

しかも日本の場合、「ゴール」は近いですから、あくまで欧米市場と比べてですけれど。


先日、「俄か買い方応援団」の看板を予定より早く下ろさせて貰いました様に、今に至るも「静観」です。

要は市場が「ネコまたぎ」になれば良いのです、ネコが跨いで行くほどの不味い料理が「ネコまたぎ」なら、投資家の99.99%が相場から目を逸らす瞬間、「個人投資家総跨ぎ」の時が、ハイエナと追い剥ぎの出番です。


現状を普通、通常と受け取りましょう。

戦争中、天気予報は一切発表されませんでした、軍事機密ですから。

その時代、新聞もラジオも天気予報に触れないことは「当たり前、普通、通常」でした。


世の中、石が浮いて葉が沈むことは良く有ります。

その状況下で「石が沈んで葉が浮く」ことを想起出来る想像力の持ち主と、それを実行に移すだけの「兵糧、弾薬」の所有者が、すなわち勝利者です。

証券会社のレポートは、そんなことすら教えれくれません。


本日(10月27日)のレーティングから。

毎度毎度の誠心誠意個人投資家を騙すぞ証券、

JFE(5411) 「1M継続」(目標株価9,500円→3,000円)

投資家を虚仮にするのもいい加減にしませんか。

目標株価を3分の1以下に落とすなぞ、怠慢行為そのもの。

しかもそれで何で「1M継続」なのですか。

貴社はもう一度破綻して現世から失せるべきだと思います。

(了)
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by ichiyou_tour | 2008-10-27 20:27
必ず最後に売り方は勝つ(KANのパクリ、売り方=愛)
週末(10月24日)の市況については最早詳しく触れますまい。

ニューヨークダウ平均が300ドル安でよくぞ踏ん張ったとみるべきか、味の悪い流れに歯止めが掛かっていないと解釈すべきか、早々に「俄か買い方応援団」の旗を降ろした今、前者に与する理由は全くありません。

しかも、再暴落になるのか、再々暴落になるのか、頭の整理が出来なくなりつつありますが、月曜日(10月27日)か火曜日に再開するであろう暴落の引き金を引くのは、日本である公算が非常に大きいです。

LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)をみる限り、流動性の欠如は沈静化の方向に向かっている様な印象を受けますが、水準そのものが依然有り得ない域にありますので、それを以って事態が鎮静化に向かいつつあると考えるのは、大変危険です。

そもそも、有り得ない出来事に出くわすのが人生です。

それが順縁であるか逆縁であるかは、各人の置かれた立場、考え方、行動等によって左右されます。

戦争にしても、見方によれば日常茶飯事ですし、戦後の日本にとっては「有り得なかった」です。


その有り得ない事態を乗り越えるのに欠かせないのは、想像力だと思います。

以下に日経より失敬した、主要企業の決算発表日程を記しますが、これらの発表が全て済んだ時点で、市場はどうなっているか、自分なりに想像力を働かせてみたいと考えています。


10月28日(火):パナソニック、ホンダ

10月29日(水):新日石、新日鐵、東芝、ソニー

10月30日(木):日立

10月31日(金):
新日鉱HD、王子製紙、住友化学、三井化学、三菱ケミカルHD、第一三共製薬、三菱重工業、川崎重工、日産自動車

11月4日(火):武田製薬

11月5日(水):アステラス製薬

11月6日(金):トヨタ

11月11日(水):国債石油開発帝石

(了)
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by ichiyou_tour | 2008-10-25 15:28
看板下ろします
謹んで降ろさせて頂きます、「俄か買い方応援団」の看板。


昨日(現地時間10月23日)のニューヨーク市場が170ドル程度上昇して引けていたので安心していたら、知らぬ間に、あっという間に、円高が進行し(日本時間10月24日午後4時20分現在1ドル=95円割れ)、こちらがパニックになる前に市場が意識朦朧状態。

日経平均は結局、810円安の7,650円。

アジア市場も全滅ですが、特にソウル(韓国)とムンバイ(インド)が悲惨を越えて凄惨な状況です。

今日も26.4億株も出来ていますが、荒れた相場には絶対手を出してはいけません。

この26.4億株の人々もハイエナになったつもりなのかも知れませんが、信用売りの買戻しを除いて、程無く「狩られる側」の子羊になります。


湿っぽい話はこれ位にして、今日はちょっと違った観点から市況を眺めたいと思います。

題して「手掛かりは何処にでも有る」


以前にもご紹介したことがありますが、「定点観測」は色々なことを教えてくれます。

ここまで価格が底堅く推移しているティッシュペーパーとトイレットペーパーをみれば、紙パルプメーカーの業績は意外と悪くないのではないかと推測できます。


と言って製紙業界は追い風一辺倒ではありません。

新聞も「定点観測」します、社会人ならば日経新聞は死亡欄と商品欄から目を通すものです。

それで分かるのは、塗工紙の市況悪化が尋常でないことです。


塗工紙の主な用途は新聞の折込チラシ(紙質の良い方)。

この出荷動向が半端ではなく悪いと言うことは、小売業者がそこまで経費を削らねばならぬほど。業績不振に喘いでいると言うことです。

ですから、製紙業界各社の中間決算が少し良くとも、おそらく一時的なことですから(ティッシュもトイレットペーパーも早晩値崩れします)、それと株式市場全体の市況を踏まえたうえで、投資判断されるのが宜しいかと資料致します。


ところで、塗工紙が減る一方なのには、別の理由もあります。

深刻な新聞離れです。

次の記事もその点を念頭において読むと真意が分かります。

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20081001AT1L0100601102008.html
日経・朝日・読売、災害時相互援助 まず青森で


「災害時相互援助」なんて言い訳をしていますが、要は新聞の印刷、配達業務は朝日と読売に全面委託したいのです、日経は。

青森はその雛形で、日経の印刷工場を閉鎖して朝日と読売に委託します。

その内、朝日と読売も相互に委託する部分が出てくると思われます。(立地条件次第)


日経は最終的に自前の印刷工場を全て廃棄し、日経を含めた3社で各地それぞれの立地条件に応じて、自社他社を問わず朝日と読売は印刷を請け負うことになります。

そうしないと生き残れないのでしょう。

それにしても、値下げ路線で健闘する産経はともかく、仲間外れにされたうえ、記事の中身も薄い毎日は、「貴様は既に死んでいる!?」

(了)
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by ichiyou_tour | 2008-10-24 16:58
日銀相場
本日(10月23日)の日経平均を日中足でご覧頂ければ一目瞭然ですが、間違いなく午後から日本銀行が公開市場操作(オペ)を実施しています。

前場で株価がダラダラ下がったことよりも、円高が取引時間中に進行したことを重くみたのだと思います。

と言う訳で、本日の日経平均は210円安の8,400円台半ばまで下落しましたが、公開市場操作(=外銀を含めた市中銀行への資金供給、翌日物でその少なからぬ部分が株式市場に向かい鞘取りに使われる)と、個人投資家の旺盛な買い意欲が相俟って出来高は28.3億株!、皆さん、8,000円近辺が底だと思っていらっしゃるみたいですが、利が乗ればさっさと売って相場から離れない限り、年内にはハイエナの餌となるか、追い剥ぎに身包み剥がれますよ。


金融危機、或いは景気後退懸念の中心点が、その恐怖が拡大再生産されつつ、米国からそれ以外の地域、特に欧州に移りつつあります。

それを象徴するのが為替相場で、欧州を含む世界の主要通貨は、唯一の例外を除いて対ドルで下落に歯止めが掛かりません。

その唯一の例外が我らの円でして、現時点(日本時間10月23日午後4時30分過ぎ)で1ドル=98円を挟んだ攻防となっています。


日本市場の安定感が突出していることは、本日のアジア市場をみても分かります。

日銀の事実上の介入があったとはいえ、200円程度の下げに留まった東京市場に対し、アジア・オセアニア市場は軒並み大幅下落、各国当局も買い支えたいのですが、その資金が枯渇しているか、中銀の市場操作や公的機関による買い支えだけでは、最早市場を落ち着かせることが出来ない段階に至っているのです。

世界市場は日本を含めてまだ下がりますが、ここからの下げ幅が各国の運命を決めるのです。


話変わって、米国では民主党大統領候補オバマ氏の陣営に、元FRB(連邦準備制度理事会)議長ボルカー氏が支援を表明、証券取引委員会(SEC)の現職委員長コックス氏に続き、ボルカー氏もゴールドマン・サックス(GS)の「犬」であることが判明しました。

思えば、旧長銀を初め、破綻した日本の金融機関を呑み込んだのはサーベラス等で、その代表的存在のサーベラスのトップを務めていたのは、他ならぬボルカー元議長でした。

つまり、当時の日本の金融機関の一部は、GSに熨斗までつけて譲っていた訳です。


ですが、今後はGSが「狩られる側」に回ります。

その時が至れば、過去の怨念を思う存分ぶつけてやりましょうや、日本国民!


本日(10月23日)のレポートから。

GS傘下のシティーの屋台骨が折れた時、ここにはどういう運命が待ち構えているのか、その意味では興味津々の誠心誠意個人投資家を騙すぞ証券、

セガサミー(6460) 「3S→2S格上げ」(目標株価1,000円)

同じ日に主だったゲームソフト企業の格付けを変えることなく、目標株価は軒並み引き下げているのに、ここだけ格上げなのは腑に落ちません。

因みに、ゲーム機市場、ゲームソフト市場は前年比二桁の落ち込み、ついでにパチスロ市場は惨々たる有様。

浮き足立って、最早報告書を書くのも出来ない心理状態なのですか。

(了)
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by ichiyou_tour | 2008-10-23 17:03
それでも上昇基調に変化なし
今日(10月22日)の日経平均は630円安で引けましたが、それでも罫線(日足)でご確認されればお分かり頂けますように、緩やかな上昇基調には変化はありません。

ただ、あくまでも「期間限定」の「緩やかな」反発局面ですから、毎度言っています様に深追いは禁物、利が乗ればさっと逃げて、この戻り相場が終わりを迎えた時点では市場に資金を残していない状態が、最善の選択と思われます。


確かに今は小康状態ですが、現状を引っくり返す動きが水面下が活発化している事実も見逃せません。

夜逃げ寸前のロシア通貨ルーブルは、もの凄い勢いで売り浴びせられていますし、北米では液晶テレビの販売台数がガタ落ちです。


その北米液晶テレビ市場ですが、全体の販売台数が激減している中、サムスンがシェアを伸ばしているのは、採算度外視の安値攻勢をかけているためで、何でそんなことをせねばならないかと言うと、日銭が欲しいからです。

日銭が欲しいと言うことは、韓国最大財閥サムスンにおいても、資金繰りが極端に逼迫している現実を浮き彫りにしています。

韓国企業、それに韓国政府、これからが正念場です。


本日(10月22日)のレーティングから。

バンカメ傘下に入ったMとL証券、

ファーストリテイリング(9983) 「UP→買い格上げ」(目標株価1万円→1万2,500円)

確かに景気が悪くなれば、ここの商品の売行きが良くなりますが、この評価は少し買い被り過ぎだと思います。


本日は所用により、これで終わりと致し、明日から以前の分量に戻す予定です。

(了)
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by ichiyou_tour | 2008-10-22 17:50
晴天なれど・・・
前日(現地時間10月20日)のニューヨークニの株高(+440ドル)を受け、東京市場も続伸、300円高で引けました。(出来高20.8億ドル)

来週末(~10月31日)までの3週間乃至は再来週(~11月7日)までの期間限定「俄か買い方応援団」としましては、誠に嬉しい展開となっています。

繰り返しますが、あまり深追いしないことです。

逡巡しているといつの間にか、深い森の中に取り残されることになります。

ただ、期間中は2勝1敗か3勝1敗のペースで推移することが予想されます。


長い目でみた場合、株価は依然として下落基調を維持していますし、サブプライムローン問題発覚以前の、あの幸福な時代には戻れません。

それを象徴するのがこの記事です。

http://sankei.jp.msn.com/world/europe/081020/erp0810200309000-n1.htm
【外信コラム】赤の広場で 白昼堂々 顔面パンチ

ノックアウト泥棒とでも称すべきなのでしょうか、殴って相手を気絶させて金品を奪う手口ですが、そんな犯罪が日本で言えば国会議事堂前か皇居前で起きている訳です。

大事なのは、景気の良い国では犯罪が比較的少なく、ましてやその国の中枢近辺で犯罪が発生することはまず有り得ないと言う点です。

つまりそれだけ不景気で、治安も悪化している訳です、ロシアは。


ロシアに限らず、不況の暗雲が世界を覆っています。

IMF(国際通貨基金)に緊急融資を要請したアイスランドを初め、地雷原は無数にありますし、そもそも不良債権問題そのものが片付いた訳ではなく、とりあえず小康状態を保っているだけです。

では何故短期間とは言え、世界同時株高なのかと言いますと、各国が公的資金注入を含めた諸策を打ち出し、それに伴い市場心理が好転したからですが、問題が解決していないのに良い方向に向かっていると考えるのは誤解の謗りを免れませんので、現状は「勘違い相場」と評すことが出来ます。

「勘違い」は長続きしません。

遠からず現実と向き合わざるを得ない瞬間が到来します。

その瞬間までに逃げ切ることが出来るかどうかが、今各人に問われていることです。


それにしても、ゴールドマン・サックスも(GS)しぶとい、一筋縄では行きません。

http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPJAPAN-34029220081001
米SEC、時価会計に関するガイダンスを発表

証券取引委員会(SEC)のコックス委員長もGS寄りの人物であることが判明しました。

要は、不良債権の分類の際、各企業の自由裁量の部分を認めると言うのが、コックス発言の趣旨なのですが、これで助かったのがGS傘下のシティ・グループで、従来通りの分類を適用していれば、第3四半期(7-9月期)の決算内容はもっと悪かった筈です。

米国では公職にある人物が、往々にして特定企業のために便宜を図りますから油断がなりません。

ただ、次回も同じ手は使えないと思われます。


本日(10月21日)のレーティングから。

例によって誠心誠意個人投資家を騙すぞ証券、

東京電力(9501) 「3L→2L格上げ」(目標株価2,400円→2,700円)

原油価格低下を好材料視しているのでしょうが、電力料金もそれに連動して下落しますから、減収となります。

減収そのものが悪材料なのですが、電力のように巨額の設備投資が必要な業界は、費用全体に占める固定費の比率が高いので、減収即減益となります。

サムライ債を呑んだり吐いたりしている暇があったら、少しは株の勉強して下さい。

(了)
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by ichiyou_tour | 2008-10-21 21:36