前日(8月27日)のニューヨーク市場も冴えない展開で、しかも国内失業率、有効求人倍率共に予想以上に数字が悪く、おまけに上海市場は続落なのに、何で小幅高で引けるのか、容疑者から被告に呼称が変わった碧いウサギの「本当の顔」よりも、奇々怪々です。(「あんちゃん」と「小雪」の再放送が永久に観られなくなるのは、今日になってやっと理解)
加えて新型インフルエンザが世界的に流行の兆しをみせているにもかかわらずです。
とにかく(中国と本誌を除く)世界は今、現状を金余りだと信じて疑わず、資金の流入が続くと確信している様子で、その原資は一体何処から調達するのか、そんなことはお構いなしで終着点のないマラソンをし続けている、そんな感想すら抱きつつあります。
勝手に息絶えて、勝手に脱落して下さい、これが本誌の偽らざる見解です。
要は「人造バブルの末期症状」と理解したいです。
バブルに「天然バブル」があるかどうかは別として、バブルを発生させるための最低必要条件は過剰流動性の存在です。
「過剰流動性」と言うから難しくなる訳で、要は「お小遣い」しかも他人から借りた金。
今回の「胴元」は中央銀行ですが、各国中銀も帳尻ってものがあり、簡単に言えば遠からず「貸した金返せよ」って言わねばなりません。
それが何時かは、次回のメルマガデでも検証することにします。
本日(8月28日)のレポートから。
住友系になっても誠心誠意、個人投資家を騙すのか、その系列のD証券に分割吸収されても誠心誠意なのか証券、
IHI(7013)「3H→2H格上げ」(目標株価150円→190円)
プラントと造船の先行きを考えただけで、頭が痛くなる銘柄だと思いますけど。
(了)