人気ブログランキング | 話題のタグを見る
 
 
以前の記事
お知らせ
下記メルマガも併せてお読み頂ければ幸いです。有料メルマガ(月間1,680円)ですので、「まぐまぐプレミアム」からお入り願います。無料お試し期間(最大一ヶ月)もあります。詳しくはHPをご参照願います。

まぐまぐプレミアム
http://
premium.mag2.com/


「本格株式講座 世界情勢最新分析報告書」
(登録NO. P0004864)

「米英一流経済誌制覇のための英語実践講座」
(登録NO. P0004873)

フォロー中のブログ
これでいいのだ!
ワシントン・ミューチュアルが破綻、受け皿はJPモルガン・チェース銀行。

日本時間の昼間に報道されたと言うことは、現地では夜になって破綻と受け皿が決まったことになります。

すかさず日銀が公開市場操作に乗り出し、8,000億円を市場に供給、市場への資金供給は8営業日連続だそうです。

この資金が株式市場に向かい、後場の下げを縮める効果がありました。


米国議会では不良債権買い取り法案の審議が続いていますが、これがなかなか纏まりません。

共和党右派と民主党左派が法案に強硬に反対していて、採決に至らないのです。

昨日(9月25日)のニューヨーク市場の上げは、法案の早期成立と利下げ期待、それにFRBによる公開市場操作(日本と同じ理屈です)によるものです。

利下げはともかく、法案成立のメドが立たない状況下での金融機関破綻ですから、本来ならば衝撃は大きいです。

今晩(現地時間9月26日)の米国市場に注目と言うところでしょうか。


日本は約15年前のバブル破裂以降、忍従を強いられてきました。

それが結果的に良かったのです、知らぬ間に贅肉が落ち筋力が強化されていました。

ですからこの数年間、不動産バブル、原油バブル、株バブル、種類は違えどバブルに酔いしれていた国は、相応の報いを受ければ良い、と言うか、それ以外に道はありません。

その過程で破産する国家経済も出現します。

消耗戦の様相を呈しつつある現在、世界地図も大きく変わろうとしています。


生き延びるための戦争が頻発し、企業倒産は日常茶飯事、IMF管理下の国家は片手では収まらず、強烈なデフレが各国を襲います。

おそらく、この事態を乗り切れるのは、米国、日本、あと数カ国だと思われます。(EUはとても危ない)


先の読めない状況下では、先を読まなきゃ良いのです。

己の体験と勘、それに先人の事績が助けとなります。


米国はいずれ70兆円を遥かに上回る、文字通り桁違いの「不良債権買い取り」ではなく、「公的資金注入」を余儀なくされます。

この「社会主義的政策」を遂行する点においては、民主党のオバマ候補が適任ですが、自由主義経済の旗をはたして米国が降ろすのかどうか、注目される所です。

相場は暫くジェットコースター状態、防具が付いていませんから放り出される危険がありますが、それで良ければスリルをお楽しみ下さい。

(了)
by ichiyou_tour | 2008-09-26 17:22

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31


検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧