胡散臭い外資系三羽烏の一角、D証券の御高説の霊験あらたかなうえ、前日(4月15日)のニューヨークダウが小幅上昇したお蔭で、今日も日経平均は上昇。
ニューヨークと比べると歴然としますが、東京市場は値動きが荒い(150円↑)、所謂「ボラティリティ」が大きい相場になっています。
つまり、悪材料が出ると途端に値を消すことになり、従いまして堅気の衆の出る幕ではないですから、首を引っ込めて傍観しています。
乱高下した末に何が待っているのか、それを見極めてからでも動くのは遅くないと思います。
出来高(18億株足らず)も相変わらず低水準ですし。
国内マンションの売行きが悪いです。
要は、作り過ぎです。それから、買い手の願いに応えていません。
売行きの低迷は早くから鮮明になっていたのに、その理由を業者の「売り惜しみ」にあると言って誤魔化してきたからです。(責任とってね、小谷真生子さん、良心の呵責を感じていればの話ですが)
人口減で需要そのものが減っているのに、人工的にバブルを作り上げて(その象徴が六本木ヒルズ)、地下の維持を図ったツケが、今回ってきています。
「フサイチ」の名前が付く競走馬を多数保有する馬主(勿論、ヒルズに住まいを構える成金)も、事実上破産状態と聞きます。
株も不動産も一緒です。売り手が投売りする段階まで呑気に構えることです。
本日(4月16日)のレポートから。
誠心誠意個人投資家を騙すぞ証券、
塩野義製薬(4507) 「1H継続」(目標株価2,400円→2,700円)
2010年問題(既存大型薬剤の特許が世界規模で次々失効する)を切り抜けるだけの「特効薬」をこの製薬企業は持っているのですか。
冒頭の外資系D証券、
日本アコモデーションファンド投資法人 (3226) 「Buy継続」(目標株価88万円→98万円)
独居老人向けマンションや学生、独身寮の管理業務に未来があるとは思えません。
(了)