イラン海軍が無謀にも米国巡洋艦を威嚇、挑発し、金価格が急騰する中、日本市場は商いを伴って上昇しました。
そんな恐ろしい国際情勢下、買い出勤するのはイラン海軍よりも勇敢だと思います。
詳細はメルマガに譲りますが、今回の反騰相場は長続きしません。
銀行株が牽引役となっていますが、金融システムそのものが問われる状況で、銀行株を買い進めるのは、それこそ怖い物知らずです。
今回は、ハイテク市況について考えてみました。
と言っても、特別な資料や、秘密データを用いる必要はありません。
日用品銘柄と同様に、「自分の判断が一番正しい」のです。
まず、次の問いに、自問自答願います。
「以前と比べて、ハイテクと称される商品への支出は増えたか」
「今欲しいハイテク製品はあるか。その費用は。」
「ハイテク商品は、今後値下がりすると思うか、値上がりすると思うか。」
ご参考までに、パソコン価格ですが、デルとHP(ヒューレット・パッカード)が値引き合戦をしているのは、常日頃の新聞広告等を見れば一目瞭然です。
また、ハイテクに不可欠の希少金属(ルテニウム、インジウム等)の価格は、既に峠を越えています。
レシオや受注金額データよりも、ご自分の判断の方が、余程頼りになりと考えますが、読者のご意見は如何。
本日(1月9日)の格付け発表から。
世界に冠たるMとS証券、
ニコン(7731) 「Overweight継続」(目標株価4,000円→4,500円)
消費減速が世界的に叫ばれる中、同社の一眼レフだけが売上を伸ばせるのでしょうか。あと、半導体製造装置の売行きは、急回復の見込みなのですか。
舐めれくれちゃあ困ります、日本人を。
(了)