株式市況は、昨日とは打って変わってうっとおしい展開。
日足ベースでは5日移動平均線を巡る攻防、週足では13週平均線が徐々に頭を抑える展開。
月足では12ヶ月平均線が支持線の状態。
正直言って、とても先の展開が読みづらい状況にある。
テポドンの騒ぎはいずれ収まるが、中国が説得したって、北朝鮮はおいそれとミサイルを手放しませんよ。唯一の脅しの材料なのだから。
中国が本気になって物資を締め上げたりすれば、北京にスカッドが連発される。そうなりゃ中国共産党政権も一巻のお終い。
そこで小泉総理が8月15日靖国参拝を強行したらどうなるか(ちなみに、それまでに北朝鮮が協議に応じるはずが無い)。
喜ぶのはまず北朝鮮。ミサイル保持の大義名分が一つ増えることになる。
日本にとっても悪くない話。国民感情は完全に「アンチ北朝鮮、韓国、中国」なのだから、その感情に配慮することが「国益」につながる。
いつも言っているように、日本に北朝鮮のミサイルは飛んでこない。
アメリカにとっても損ではない。いずれ崩壊する北朝鮮を睨みながら(だから、そうならないように、将軍様は日本経由でアメリカにアプローチを掛けてくる)、極東軍事戦略を推進できる。
困るのは中国と韓国。もの凄くギャーギャーいうと思うが、余計に窮地に立たされるのはこの両国なのだから、放っておけばよい。
その頃には株価も下がるが、そこが底。徐々にリスクを織り込むことが予想される。
本日(7月11日)の銘柄評価から。
誠心誠意個人投資家を食い物にする国内系NC証券、
ファンケル(4921)を新規1M(目標株価2,100円).
この会社のことを知ってて言っているのか?
(了)