まさに抱腹絶倒のレーティングが続発していますので、そちらを専門にいじってみたいと思います。(すべて本日 -6月20日発表分)
まずはもうこのコラムでは有名なCとSとFとB証券。
日本航空 (9205 )、NEUTRAL継続(流石に目標株価は290円→270円に引き下げ)。そんで、ANAもNEUTRALなの? そこまで言い切ったからには、出張は絶対JALを使えよな。
もうひとつここの投資判断から。
王子製紙(3861)をNEUTRAL継続(同730円→700円)。
これはいいですよ、それなりの見識で。でも、NEUTRALとするからには、石油価格がこれ以上上がんないことが必須条件ですよね。(ついでに言えばパルプ価格及びチップ価格も)
じゃあ、次の銘柄判断は何?
新日本石油(5001)、UNDERPERFORM→NEUTRAL格上げ(770円→830円)
こっちじゃあ、原油価格の上昇を前提にしてるじゃん!
素人でもわかる矛盾したレポート、同じ日に出すなよな。
お次は外資系D証券。
やってくれましたね。
パイオニア(6773)の評価、Sell→Hold格上げ(1770円→1700円)。
目標株価を少し下げて、保険を掛けているところもせこいが、何で格上げなの?
最近のパイオニアの売れ筋商品、1つ言って見せてよ。
結論:まごうことなき嵌め込み格付け。(了)
追伸
日経平均、まだ下がりますよ。