彼女がいないクリスマスはもう慣れっこを通り越してその意識すらなかったですが、来年の今頃は「1年前は良かったなあ」と誰もが、伴侶や恋人、愛人がいようがいまいが、そう呟いているかも知れません。
おそらく来年の世界経済は大混乱に陥ると思われます、それも「お屠蘇気分が抜けないうちから」。
一年を通じてつくづく感じ入ったことは、「人間とは、特に市場関係者は、他人を蹴落としても利潤を追求する連中である」と言うこと、そして「その為には手段を選ばない」と言うことです。
来年はそれが国家の存亡をかけた形になります。
もうすぐ大納会ですので、国内外の市場の年末年始の日程はご確認願います。
月曜日(12月26日)はクリスマスのみに認められた「振り替え休日」、クリスマスの翌日は二日酔いやら寝不足で仕事にならんと言うのが本音ですが、振替休日は原則として認めない米欧で例外的に認められているのは、それだけ大事と言う認識が定着しているからです。
12月30日と1月3日は、東京市場は確実に休場ですが、海外は間違いなく平常営業日です。
それから、これを機に保有銘柄や投資対象企業の監査法人が変更されていないか調べるのも有益です。
監査法人があんまり出鱈目で上場企業監査資格を剥奪された監査法人もありますし、逆に「甘いから」業績の良くない上場企業が近づく公認会計士事務所もあります。
記事を読む限り、顧客上場企業が増えた中で怪しいのは「あらた」と「仰星」、減った方で胡散臭いのが「創研合同」です。
監査法人の変更は企業のホームページで確認出来ますから、その理由が辻褄の合うものなのか、表面を取り繕っているのかを探り当てるのかも、投資家に求められる力量の一つです。
12月22日のレーティングから。
「世界に冠たる」GとS証券、
ミクシィ(2121)「売り→中立格上げ」(目標株価21.3万円→21.5万円)
ご乱心ですな、SNSの世界ではフェイスブックと言う「化け物」がいるでしょう、他ならぬGとSさんが主幹事の。
(了)
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(以上小誌文責)