日本時間本日(5月5日)現在、1ドル=79円台に突入。
これだから嫌なんです、連休は。
これだから市場の敵なのです、不要な祝祭日は。
身動きが取れません。
現時点で、対ドルで上昇しているのは日本(円)、中国(人民元)、ロシア(ルーブル)のみ、全然共通点がありません。
見方を変えれば、ユーロもスイス・フランも今日に限っては下がっています、訳が分かりません。
ニューヨークはあと30分で開場しますが、現段階の欧州株式市場は一様に下落基調、表向きの理由はECB(欧州中央銀行)理事会の結果待ちでしょうが、欧州の縮小はもっと根深い所にその原因があります。
それにしても大型連休と称して惰眠を貪るから、投機筋に狙い撃ちされるのです。
明日(5月6日)になって、為替介入しようが、公的資金を金融市場に放出しようが、どうぞご勝手にと言うしかありませんが、連休前の日経平均大台乗せは、個人投資家などへの「誘い水」だったのかも知れません、もの凄くしょっぱい水ですが。
遡って鳥瞰すると、大型連休前後に相場は転換点を迎える場合が決して少なくありません。
明日の金融当局と外資の激突、楽しみです。
(了)
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(以上小誌文責)