ベトナム戦争たけなわの頃、米軍と北ベトナム軍の間で「テト(=旧正月)休戦」協定が毎年の様に締結され、時に北側がそれを反故にして「テト攻勢」に出るなんて記事を読んで、戦争に盆も正月もないだろうと子供心に思った記憶があります。
株式市場では盆や正月は無くとも、米欧はクリスマス休暇を取りますし中国は旧正月休暇やメーデー、国慶節の前後に纏めて休みを取ります。
別に暦まで他国に合わせる必要はないと思いますが、休日=流動性ゼロですから、資本主義にとって休日は「悪」ですから、日本の様に祝祭日が多すぎる国は、それだけで将来性に欠けると言えます。
本日(12月24日)の出来高12.8億株、市場の主役たる外資が二日酔いで不貞寝を決め込んだら、こうなると言う結果です。
ここから公的資金の買い支えを差し引いて、年末のボーナスの嵩上げを勘案すると、東京市場の「基礎票」は10億株程度と言う見方が成り立ちます。
それにしても日経平均(日足)、綺麗なお椀型を形作りつつあります。
年内には手仕舞いしておきたい雰囲気です。
小誌の来年の予想は「晴れのち洪水」、件の「当たるも八卦、当たらぬも八卦」の護符を握りしめながら、銀行口座か国債と言う「ノアの箱舟」にしがみ付く所存です。
本日(12月24日)のレポートから。
「世界に冠たる」小誌の天敵GとS証券、
商船三井(9104)「買い→売り格下げ」(目標株価830円→470円)
「中立」をすっ飛ばして一気に売りに評価を落とし、目標株価をいきなり40%以上も引き下げられても、株主は周章狼狽するだけでしょう。
其処まで放置した担当者を解雇するか左遷すべきです。
小誌の天敵証券からもう一件、
ANA(9202)「売り→中立格上げ」(目標株価250円→260円)
僚紙メルマガで、日本航空が墜落(=事実上の倒産)した時点以降、ずっと取り上げています。
同業他社の悲劇は最大の好材料、これ鉄則です。
(了、以上小誌文責)
メルマガに就きましては、左側「お知らせ」欄をご参照願います。(毎週水曜日夜、土曜日夜の発行です)
最大1ヶ月の試読期間(お試し期間)がございますので、是非ご利用下さい 。