自身が零細であることは小誌も承知のうえ、先程メルマガにて天下のバーナンキFRB(連邦準備制度理事会)議長に喧嘩を売りました。
あらためてこの人物の聡明さには舌を巻きましたが、その腹黒さにも驚嘆しました。
その辺りのことは12月11日号で、必ず化けの皮を剥いでみせますから。
それにしてもバーナンキ氏の「正体」がこんな所にあったとは、灯台下暗しと言うか迂闊と言うか、己に呆れています。
呆れると言えば、日経平均と支持率しか頭に無いのかと言いたくなるのが菅直人政権です。
どうぞご勝手に株価維持政策に尽力して下さいと言うのが正直な気持ちですが、菅直人なる人物、口先三寸の朝令暮改、嘘や剽窃は平気ですが、それこそぶれないで一貫していることが一つだけあります。
「任期満了まで選挙はしない、政権と内閣を維持する」、これだけは本音です。
それ程までに権力と名声に対する執着心が強い、桁外れに強い人物です。
だから今この瞬間さえ切り抜ければ良いと言う考えですから「定見」は欠片も存在しません。
基本的に左翼だけど、それは自己に都合の良い範囲についてで、言動不一致はその自覚すらありません。
それでも総理大臣ですから、株価維持政策を強行することは出来ます。
阿呆太郎より馬鹿はいないと思っていたら、漢字の読み書きは出来るが常識と躾は皆無の鳩ポッポが玩具と政治を間違えた挙句、それを放り出し、その後は本人以外の国内外全てが「菅」違いであって欲しいと願う愚物。
それでも流動性を増せば株価は上がります。
本日(12月8日)のレーティングから。
「世界に冠たる」GとS証券
ファーストリテイリング(9983)「中立継続」(目標株価1万1,500円→1万1,900円)
余りにあざといので腰が抜けてしまいそうですが、これでよく分かります、証券会社は「投資家心理」なんてこれっぽっちも考慮していない、但し「投資家心理の揺さぶり方」は心得ていて、それだけで喰ってる企業集団なんだと。
企業側から悪い数字が出た後で、権威ある証券会社から目標株価小幅引き上げの評価が出た、株主なら思考停止の挙句に躊躇します。
(了)
お知らせ:
メルマガに就きましては、左側「お知らせ」欄をご参照願います。(毎週水曜日夜、土曜日夜の発行です)
最大1ヶ月の試読期間(お試し期間)がございますので、是非ご利用下さい 。
(以上文責は小誌に帰属します)